イマジン屋久島 ビジョン創発ワークショップ
カテゴリー : レポート投稿日 | 2021年3月22日(月)
こんにちは。
硫黄島の大岩根です。
SDGsスタートアップフォーラムの興奮も覚めやらぬ翌日の1月24日、実行委員と有志で集まり、ワークショップを開催しました。
そもそもイマジン屋久島とは『これからの屋久島を担う次世代のつながりを育みながら、多様な島民と屋久島の現在/過去/未来から共に学び、世界遺産登録30周年の次の30年もみんなが持続可能で豊かに生きることのできる島の「在りたい姿(ビジョン)」を共に探究し、共に考え動いていくコミュニティ』のこと(イマジン屋久島HPのトップページより)。
ここまで行ってきた7回の学びの旅(オンライン講座)や、プレビジョンワークショップ、島内全ての中高生へのアンケート、そして1月23日開催のSDGsスタートアップフォーラムは、全て未来の島の「在りたい姿」を探究するための種として開催してきました。
今回のワークショップは、いよいよそれらの種をまとめて「在りたい姿」の種を作ってゆく1日となりました。 集まったのは、実行委員など15名ほどのメンバー。 はじめに車座で一人一言ずつ今の気持ちを話してゆく中から出てきたのは、「まずみんなで歌おう」という言葉。John Lennon の imagine をみんなで歌って本題に入りました(知らなかったのですが、歌詞の最後のフレーズ And the world will “live” as one なんですね…歌詞の全体を含め、世界が一つのものとして「生きてゆく」SDGsの精神をぴったり現した素敵な歌詞ですね… 改めて歌えてよかった)。
動画はこちらから!
「学びの旅の振り返り」
まずはじめに、みんなでここまでの学びの旅を振り返る時間をとりました。過去7回の講座のレポートや、SDGsスタートアップフォーラムで考えられたプロジェクトの数々を改めて読み直し、17のゴールにあてはめて並べ変えてみます。
その上で、SDGsの17のゴールそれぞれに対して「屋久島(私たち)が大切にしたいこと」を、それぞれの参加者が考え、さらに「SDGs全体に対して大切にしたいこと」としてまとめて考えました。
「助け合う」「結い」「地球全体の中での存在感」
など、参加者からはこんな屋久島で在りたいという素敵な想いが挙げられました。
午後の休憩をはさんで、 そんな自分たちが屋久島でやってみたいと思うプロジェクトを、グループワークで考える時間をとります。
「厳しい自然との融合を図ってきたからこその伝統を、移住者や旅行者など外の人の力もかりながら次世代に伝えたい」
「自然と調和してきた屋久島の暮らしを体験し、自然に対する畏敬の念と持続可能な地域の暮らしのあり方を伝える学びの場を作りたい」
などのプロジェクトが考えられました。
これらの種をもとに、さらに事務局でまとめ上げ、イマジン屋久島が提案するビジョンの「デザイン案」として3月にお披露目する予定です。
どうぞお楽しみに!