イマジン屋久島プロジェクト始動

カテゴリー : お知らせ

投稿日 | 2021年1月20日(水)

【2050年の30年後の持続可能で豊かに生きることのできる島の「在りたい姿(ビジョン)」を創造するプロジェクト「イマジン屋久島始動」します】

『今、屋久島と。』

世界自然遺産登録から 28 年の屋久島。
2020 年、新たな取り組み「イマジン屋久島」がはじまります。
それは多様な島民が、もういちど屋久島のことを想うこと。
世界の人たちと、一緒に屋久島を想うこと。
屋久島を見つめることは、これからのあるべき世界を考えること。

世界が一変した 2020年に、「今、屋久島は-?」
今と向き合うことで、これまでの屋久島を分かち合い、
そして、これからの未来の屋久島を想像していこう。
同じようにくり返される日々の営みの変化を、
これからも新鮮な気持ちで味わえるように。
変わってゆくものと、変わらないものを、どちらも大切にできるように。
この年を、この屋久島と、じっくり向き合って想像していこう。
未来の屋久島と私たちの暮らしのカタチを創造していこう。

Imagine all the people living for today.

 

■イマジン屋久島が目指すものとは
これからの屋久島を担う次世代のつながりを育みながら、多様な島民と屋久島の現在/過去/未来から共に学び、世界遺産登録30周年の次の30年もみんなが持続可能で豊かに生きることのできる島の「在りたい姿(ビジョン)」を共に探究し、共に考え動いていくコミュニティをつくるプロジェクトです。

■イマジン屋久島
地球温暖化による、かんばつ、サイクロン、大規模な山火事といった気候変動や、昨今騒がせているコロナウィルスなどの正体不明の疫病などが多発。今まで以上に予測不能なリスクに世界が混迷しています。
現代は、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの単語の頭文字をとった造語のVUCA時代とも呼ばれ、取り巻く社会環境の複雑性が増し、次々と想定外の出来事が起こり、将来予測が困難な状況と言われています。
大きなうねりの中にある今、屋久島でも更なる持続可能な社会を目指す必要があります。
ここ屋久島は、自然が本当に豊かで、ほぼすべての電力が発電時にCO2を発生しない水力発電で賄われているといった他の地域にない特性を持ち,文化歴史や地域コミュニティも保っているからこそ、世界の持続可能性な社会推進において果たすべき大事な役割が必ずあると考えています。
産官学民すべてのセクターと、地域や事業領域の垣根を超えて、この屋久島という地域社会のエコシステムをいかにみんなで変容していくかしていくか。
共に考え、共に行動する、共創造の場、イマジン屋久島を一緒につくり,持続可能で豊かに生きるための「在りたい姿(ビジョン)」を探求します。

イマジン屋久島のヴィジョン